子供の仕上げ磨きはいつまで?嫌がる時のコツも紹介
~ 乳歯から永久歯に変わる時期に大切なポイントを解説 ~
お子さんの仕上げ磨き、「いつまで続ければいいの?」「嫌がる時はどうしたらいいの?」と悩まれる親御さんはとても多いです。
乳歯から永久歯に生え変わる時期は、虫歯や歯並びのトラブルが起こりやすいため、仕上げ磨きはとても大切な習慣です。
本記事では、仕上げ磨きをいつまで続けるべきか、嫌がるお子さんへの工夫の仕方を解説します。
目次
仕上げ磨きはいつまで必要?
仕上げ磨きは小学校低学年(8~9歳頃)までは必須と考えられています。理由は、永久歯が生え始める6歳前後は歯並びがまだ安定せず、奥歯の溝や歯と歯の間に磨き残しが多くなりやすいからです。
ただし、小学校高学年になっても磨き残しが多い場合は、部分的に仕上げ磨きを続けると安心です。つまり「年齢で区切る」よりも「歯磨きの完成度」で判断するのが正解です。
子供が仕上げ磨きを嫌がる理由
仕上げ磨きを嫌がる子供には、次のような理由があります。
- 歯ブラシが当たると痛い
- 長い時間じっとしていられない
- 親が強い力で磨いてしまう
- 「歯磨き=叱られる」というイメージがある
嫌がる気持ちの背景を理解することで、スムーズに仕上げ磨きを進められます。
仕上げ磨きを嫌がる時の工夫
1.短時間で済ませる
1回で完璧に磨こうとせず、1~2分で終える工夫をしましょう。
2.楽しい雰囲気を作る
歌を歌ったり、テレビの前やお気に入りのキャラクター歯ブラシを使ったりするのも有効です。
3.褒めてあげる
「今日は上手にできたね!」と声をかけると、子供は達成感を感じやすくなります。
4.姿勢を工夫する
膝の上に寝かせたり、鏡を見せながら一緒に磨くと安心感が増します。
仕上げ磨きを続けるメリット
- 虫歯や歯周病の予防になる
- 永久歯が生えそろう時期のトラブルを防げる
- 正しい歯磨き習慣を子供に身につけさせやすい
まとめ
仕上げ磨きは小学校低学年頃までは続けることが大切です。ただし、年齢に関係なく磨き残しが多ければ、その後も部分的に仕上げ磨きをしてあげましょう。嫌がる時は「短時間」「楽しく」「褒めながら」を意識することがポイントです。
南成瀬歯科医院では、お子さんの歯磨き指導や仕上げ磨きのコツも保護者の方と一緒に行っています。仕上げ磨きにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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