歯と歯ぐきの健康を支える栄養素 ― ビタミンCとLypo-Cについて
歯と全身の健康をサポートするビタミンCのチカラ
ビタミンCと歯の健康
ビタミンCは、体内でコラーゲンの合成に関わる栄養素として知られており、歯ぐきや皮膚などの結合組織を健やかに保つために欠かせません。古くはビタミンC不足が続くと、歯ぐきからの出血や傷の治りにくさといった症状(壊血病)が見られることも報告されてきました。現在では極端な欠乏は稀ですが、日常生活の中で歯や歯ぐきの健康を意識するうえでも注目される栄養素のひとつです。
ビタミンCは歯周病予防に効果がある?
研究では、ビタミンCの摂取量や血中濃度が低い方ほど歯周病が進行しやすい傾向が報告されています。一方で、サプリメントを使って歯周炎の治療効果を高められるかについては、まだ研究の結果に一貫性がなく、確実な結論には至っていません。つまり、ビタミンCは“歯周病のリスクと関係する可能性がある”ことは示されていますが、あくまで日々の歯磨きや歯科医院でのケアを基本とし、その補助的な役割として考えるのが現実的です。
ビタミンCが歯に与える影響
- 果物や野菜からの摂取は、栄養補給だけでなく唾液分泌や自浄作用にも役立ちます。
- 一方で、酸性度の高い飲料やタブレット型のビタミンCを頻繁に摂ると、酸蝕症のリスクが高まるとされるため、摂取後は水でうがいをするなど工夫も大切です。
ビタミンC+Dについて
ビタミンDは骨の代謝や免疫に関わる栄養素で、歯や歯ぐきを支える基盤にとっても重要とされています。ビタミンCとDを一緒に取り入れることで、歯ぐきや骨を幅広く意識したサポートができると考えられています。
Lypo-Cとは?
Lypo-Cは、こうしたビタミンCやC+Dを効率的に取り入れやすい形で設計されたサプリメントです。リポソーム技術を用いた形状が特徴で、忙しい生活の中で食事だけでは不足しがちな栄養を補いたいと考える方の選択肢となっています。なお、サプリメントはあくまで栄養補助食品であり、医薬品ではありません。


まとめ
ビタミンCは歯や歯ぐきの健康を支えるうえで欠かせない栄養素であり、日々の食生活やケアとともに意識して取り入れることが大切です。南成瀬歯科医院では、Lypo-C(ビタミンC)とLypo-C+D(ビタミンC+D配合)を取り扱っております。歯周病や知覚過敏などのお悩みがある方も、日常生活や栄養習慣と合わせてご相談ください。